行事・おしらせ
2022年7月5日 11:46
劇団・水族館劇場 完全撤収 3ヶ月に及ぶ野戰攻城が終了致しました
裏の第二駐車場にて公演を行っていた劇団・水族館劇場の特設舞台の解体が7月3日の日曜日に完全終了し、劇団員の皆様は普段の自分の生活にお戻りになられました。
水族館劇場は自由な表現を目指すため、既存の劇場では到底実現できない大がかりでスペクタクルな舞台装置を自ら作り出し、特設の野外舞台も自分たちの手で作り上げる劇団です。
昨年に引き続き、今年も3月末から裏の第二駐車場に泊まり込みながら、特設舞台の設営を行っていました。5月~6月に全14回の公演を行い、6月14日に追加公演の千秋楽を迎えた後、劇団員自らの手で劇場の解体作業を行っていました。
その解体作業が7月3日の日曜日に完全終了を迎えまして、劇団員皆様からお寺にご挨拶を受けました。公演地には釘一本残していかないという彼らの信念の通り、夏の雑草の草引きまでしてくださり、3月末の時よりも綺麗にして第二駐車場を返還して下さいました
三ヶ月に及ぶ長い期間、近隣の皆様方におかれましては、劇場の音や大声のセリフによる騒音や、コロナ禍でも大勢の観客の皆様がおしよせるご不安やご迷惑をおかけ致しましたこと、お詫び申し上げると共に、寛大なるご理解をいただきましたことを深く感謝申し上げます。
この3月には劇団創設者であり座長でもある桃山邑さんがガンを患っていることが判明し、劇団側も大いに混乱したようですが、来年以降も劇団は存続し継続的に羽村で公演をしたいと願っております。これからも水族館劇場のことをよろしくお願い致します。
2022年7月5日 11:21
盂蘭盆早朝坐禅会のお知らせ 7月13日~16日 お盆期間中毎朝6時~7時開催します
今月はお盆(盂蘭盆)を迎えますが、例年通りお盆中は毎朝坐禅会を行います。
ご参加にあたりましては、余裕を持って開始10分までにはお集まりください。
ご予約不要、参加費無料です。
【 盂 蘭 盆 早 朝 坐 禅 会 】
○ 日時 : 今月13日(水)~16日(土) 毎朝6時~7時頃終了
○ 集合場所: 宗禅寺 鐘楼門上
○ 流れ
・ 鐘楼門にて般若心経を一緒に唱和しながら鐘撞き
・ 坐禅堂に移動して梅湯茶礼(梅湯をみんなで飲みます)
・ 坐禅 坐禅後、読経し仏様にご挨拶 解散
※ 初心者の方も安心してご参加下さい。ご指導致します。
※ 膝にご不安のある方にはイス坐禅をおススメしています。
※ ご参加にあたりましては、ジャージ等の楽な服装でお願い致します。
2022年7月1日 21:20
7月15日(金)14時から 盂蘭盆・新盆供養 大施餓鬼法要 行います
いよいよ七月に入りました。梅雨が余りにも短かく、日々の暑さに不安や戸惑いを感じている皆様が多いのではないでしょうか?
東京のお盆は七月(七月十三日~十六日が正式な盂蘭盆です)ですが、今月十五日には例年通り、盂蘭盆供養の施餓鬼大法要を営みます。
コロナもこともありますので、法要への直接のご参加は
① 本年新盆をお迎えするご家族ご親族等の関係者
② 盂蘭盆供養のお塔婆をお申し込みいただいた方
のみとさせていただきます。ご了承お願い致します。(いずれも人数制限は設けません)
また、本堂前の境内に施餓鬼棚を設けますので、墓参の折りに水向けをしていただき、手を合わせていただけると有難いです。
よろしくお願い致します。
【 盂 蘭 盆 ・ 新 盆 供 養 施 餓 鬼 大 法 要 】
日時 : 令和4年7月15日(金) 午後1時開場 午後2時法要開始
午後3時終了予定
法要後 住職・寺総代さんからご挨拶がございます
※ マスク着用のうえ、ご参加下さい
※ 本年もコロナの状況があるため、法要へのご参加は新盆をお迎えする皆様と盂蘭盆供養のお塔婆をお申込みいただいた方のみとさせていただきます。
※ 盂蘭盆供養のお塔婆のお申し込みは随時受け付けております。お電話でも大丈夫です。お塔婆は1本¥3000です。
※ 暑くなりますので、喪服ではなく平服でご参加下さい。
2022年6月20日 17:34
8月と9月の土曜講座の詳細が決定致しました。
歴史と文化と地域を学んで時代を見る眼を養っていきます。
毎月一回の公開講座、土曜講座の8月と9月の詳細が決定致しました。
詳しくは、下記の土曜講座一覧のページにてご確認下さい。
ご参加にあたりましてはご予約不要、¥300をお願い致します(学生さんは無料です)。
檀信徒以外の皆様のご参加も大歓迎ですので、一度足をお運びいただければ有難いです。
2022年6月18日 21:37
チャリティイベント【クラウンパレード IN Tokyo】ご報告 ウクライナへの義援金ありがとうございました
~~~クラウンパレード In Tokyo ~~~募金をいただきました皆様ありがとうございました
五月二十九日の日曜日に水族館劇場の特設舞台にてクラウンパレードと題するイベントが開催されました。水族館劇場の桃山さんと旧知の間柄で、クラウン研究の第一人者でもある作家の大島幹雄さんの呼びかけで行われたイベントです。
現在も戦争が続いているウクライナは、旧ソ連ということでサーカス大国でもあり、大島幹雄さんとご縁のあるウクライナの方々への支援のためのチャリティイベントでした。
特設舞台でのステージ終了後には、お寺の地元地域をパレードで托鉢して回り、支援の募金を呼びかけさせていただきました。
大島幹雄さんご自身がブログにて当日の御礼を記して下さっておりますので、ここに掲載致しまして、募金に御協力いただきました皆様への御礼とさせていただきます。ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
【 ~ ~ ク ラ ウ ン パ レ ー ド In TOKYO ~ ~ ご 報 告 】
作家 大島 幹雄
今年初めての真夏日となり、三〇度を越えるなか、「クラウンパレード In Tokyo」が開催されました。たくさんのお客さんが集まり、ほぼ満席の中で、公演が行われました。十組十八人のクラウンとミュージシャンが出演、休憩をはさんで二時間半のショーを演じました。素晴らしい公演でした。客席には笑い声が響きわたり、時折手拍子もとられたり、クラウンのおかしな演技に子供たちが声をかけたりと、クラウンの公演らしい暖かい雰囲気で小屋は満たされていました。
会場となった宗禅寺が、この公演のためにチラシを自ら印刷、檀家さんたちにDMで送るなど積極的な動員をはかってくれたこともあり、近隣の人たちが家族や近所の人たちを誘い合って、数多く来場してくれました。東京や横浜でやる公演とは違って、クラウンの演技を初めて見る人たちが多かったのではないかと思います。そしてとても楽しんでくれたようでした。私は開演前に簡単な挨拶をしていたこともあって、公演後たくさんの知らないお客さんから「面白かったよ」と声をかけられました。そのときの笑顔が本当に楽しんでいただけたことを物語っていました。これはうれしかった。羽村でやってよかったとつくづく思いました。地域の人たちがこうした場に集って、クラウンという芸があることを知って、楽しんでもらい、「笑いで平和を」という思いをウクライナからひきついでやっているという今回の公演の意義を知ってもらい、その思いを共有できたとしたら、こんなうれしいことはないし、大きな意義があったのではないかと思います。そんな思いは、この日三雲いおりがつくった募金箱に集まった寄付が物語っていると思います。集まった募金は十一万四千四百六十円という大きな金額になりました。ちなみにこの日の売り上げは十九万千円でした。これらのお金は、コメディアーダ開催のためにつかってもらうためにウクライナに送られることになっています。
参加してくれたクラウンの中には静岡から駆けつけてきた人たちもいましたし、骨折してリハビリ中と杖をついて参加してくれた人もいました。皆さんノーギャラ、手弁当、交通費も自費というにもかかわらず、すべてのクラウンさんが最後お別れするときに、「こんな素晴らしい企画に出させていただきありがとうございました」と言ってくれたのには、ぐっときました。
それぞれが自分たちの個性を生かしたクラウニングを見せてくれました。音響との合わせをする場当たりも、笑いが絶えない、和気あいあいとしたものでした。公演後もクラウン同士でいろいろ交流もあったようです。やはりこういう場は必要だということも痛感しました。
なにより、一番感じたことは、このイベントがたくさんの人たちの協力で、出来上がり、そして成功裏に終えることができたということです。
クラウンたちに声をかけ、構成や進行を担当してくれた三雲君、三雲君と同じくコメディアーダに参加したなななは、来場した人たちにオデッサで開かれているこのフェスティバルのことを知ってもらいたいと展示コーナーをつくってくれました。
石巻のライブハウス「La strada」の相澤ご夫妻は、水族館劇場を見に来たついでにこの公演も見るつもりだったのを、私から思い切り振られた音響とビデオ撮影という大役を果たしてもらいました。三雲君がコメディアーダというフェスティバルを日本でも知ってもらいたいということではじめた石川町コメディアーダ(横浜市)のスタッフの山村祐子さんは、受付業務を担当、かつて私が勤務していたACCではチケット予約をすべて管理してくれました。みなさんまさに手弁当で、今回の公演を成功に導いてくれました。そしてなによりもこの会場を提供してくれた宗禅寺には大変お世話になりました。高井住職の発案で、公演後は近隣をパレードしたのですが、この時は住職自らが先頭にたち、托鉢を呼びかけてくれました。そのためもあってこのパレードでかなりの募金を集めることができました。
なによりうれしかったのは、水族館劇場が、台本が完成しないために一週間延びた初演の幕をあけたばかりで、忙しい最中に、自分たちがつくった舞台を提供してくれただけでなく、わざわざこの日の公演のために〝Clown parade in Tokyo〟の看板までつくってくれたことです。
たくさんの人たちでできた公演、それは「笑いで平和を」という思いで結びついたからではないかと思います。
この公演でクラウンパレードの行進は、ひとつ大きな橋を渡ることができたのではないかと思っています。この橋は「笑いで平和を」という思いを抱いた人たちが力を合わせて架けたものです。本当の平和がくるまで、行進はまだ続きます。