行事・おしらせ
2022年6月18日 21:37
チャリティイベント【クラウンパレード IN Tokyo】ご報告 ウクライナへの義援金ありがとうございました
~~~クラウンパレード In Tokyo ~~~募金をいただきました皆様ありがとうございました
五月二十九日の日曜日に水族館劇場の特設舞台にてクラウンパレードと題するイベントが開催されました。水族館劇場の桃山さんと旧知の間柄で、クラウン研究の第一人者でもある作家の大島幹雄さんの呼びかけで行われたイベントです。
現在も戦争が続いているウクライナは、旧ソ連ということでサーカス大国でもあり、大島幹雄さんとご縁のあるウクライナの方々への支援のためのチャリティイベントでした。
特設舞台でのステージ終了後には、お寺の地元地域をパレードで托鉢して回り、支援の募金を呼びかけさせていただきました。
大島幹雄さんご自身がブログにて当日の御礼を記して下さっておりますので、ここに掲載致しまして、募金に御協力いただきました皆様への御礼とさせていただきます。ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
【 ~ ~ ク ラ ウ ン パ レ ー ド In TOKYO ~ ~ ご 報 告 】
作家 大島 幹雄
今年初めての真夏日となり、三〇度を越えるなか、「クラウンパレード In Tokyo」が開催されました。たくさんのお客さんが集まり、ほぼ満席の中で、公演が行われました。十組十八人のクラウンとミュージシャンが出演、休憩をはさんで二時間半のショーを演じました。素晴らしい公演でした。客席には笑い声が響きわたり、時折手拍子もとられたり、クラウンのおかしな演技に子供たちが声をかけたりと、クラウンの公演らしい暖かい雰囲気で小屋は満たされていました。
会場となった宗禅寺が、この公演のためにチラシを自ら印刷、檀家さんたちにDMで送るなど積極的な動員をはかってくれたこともあり、近隣の人たちが家族や近所の人たちを誘い合って、数多く来場してくれました。東京や横浜でやる公演とは違って、クラウンの演技を初めて見る人たちが多かったのではないかと思います。そしてとても楽しんでくれたようでした。私は開演前に簡単な挨拶をしていたこともあって、公演後たくさんの知らないお客さんから「面白かったよ」と声をかけられました。そのときの笑顔が本当に楽しんでいただけたことを物語っていました。これはうれしかった。羽村でやってよかったとつくづく思いました。地域の人たちがこうした場に集って、クラウンという芸があることを知って、楽しんでもらい、「笑いで平和を」という思いをウクライナからひきついでやっているという今回の公演の意義を知ってもらい、その思いを共有できたとしたら、こんなうれしいことはないし、大きな意義があったのではないかと思います。そんな思いは、この日三雲いおりがつくった募金箱に集まった寄付が物語っていると思います。集まった募金は十一万四千四百六十円という大きな金額になりました。ちなみにこの日の売り上げは十九万千円でした。これらのお金は、コメディアーダ開催のためにつかってもらうためにウクライナに送られることになっています。
参加してくれたクラウンの中には静岡から駆けつけてきた人たちもいましたし、骨折してリハビリ中と杖をついて参加してくれた人もいました。皆さんノーギャラ、手弁当、交通費も自費というにもかかわらず、すべてのクラウンさんが最後お別れするときに、「こんな素晴らしい企画に出させていただきありがとうございました」と言ってくれたのには、ぐっときました。
それぞれが自分たちの個性を生かしたクラウニングを見せてくれました。音響との合わせをする場当たりも、笑いが絶えない、和気あいあいとしたものでした。公演後もクラウン同士でいろいろ交流もあったようです。やはりこういう場は必要だということも痛感しました。
なにより、一番感じたことは、このイベントがたくさんの人たちの協力で、出来上がり、そして成功裏に終えることができたということです。
クラウンたちに声をかけ、構成や進行を担当してくれた三雲君、三雲君と同じくコメディアーダに参加したなななは、来場した人たちにオデッサで開かれているこのフェスティバルのことを知ってもらいたいと展示コーナーをつくってくれました。
石巻のライブハウス「La strada」の相澤ご夫妻は、水族館劇場を見に来たついでにこの公演も見るつもりだったのを、私から思い切り振られた音響とビデオ撮影という大役を果たしてもらいました。三雲君がコメディアーダというフェスティバルを日本でも知ってもらいたいということではじめた石川町コメディアーダ(横浜市)のスタッフの山村祐子さんは、受付業務を担当、かつて私が勤務していたACCではチケット予約をすべて管理してくれました。みなさんまさに手弁当で、今回の公演を成功に導いてくれました。そしてなによりもこの会場を提供してくれた宗禅寺には大変お世話になりました。高井住職の発案で、公演後は近隣をパレードしたのですが、この時は住職自らが先頭にたち、托鉢を呼びかけてくれました。そのためもあってこのパレードでかなりの募金を集めることができました。
なによりうれしかったのは、水族館劇場が、台本が完成しないために一週間延びた初演の幕をあけたばかりで、忙しい最中に、自分たちがつくった舞台を提供してくれただけでなく、わざわざこの日の公演のために〝Clown parade in Tokyo〟の看板までつくってくれたことです。
たくさんの人たちでできた公演、それは「笑いで平和を」という思いで結びついたからではないかと思います。
この公演でクラウンパレードの行進は、ひとつ大きな橋を渡ることができたのではないかと思っています。この橋は「笑いで平和を」という思いを抱いた人たちが力を合わせて架けたものです。本当の平和がくるまで、行進はまだ続きます。
2022年6月14日 12:02
七月のリアルてらこや開催のお知らせ
らいむぎハウスさんによる七月のリアルてらこやの案内です。
毎月第二土曜日午前中に開催しています。
小学生から高校生まで自分でしたい勉強道具をお持ちいただき、ご参加下さい。
もちろん、勉強だけではなく、遊びやお料理なども行います。
7月は小俣道代さんがマジックを披露して下さいます。みんなで一緒にマジックしませんか?
2022年6月14日 11:04
劇団・水族館劇場 宗禅寺公演円成 お寺から御礼のご挨拶
裏の第二駐車場にて劇団水族館劇場の公演が開催されていましたが、昨晩の公演にて千穐楽を迎え、無事円成の運びとなりました。
羽村で2年目の公演を迎え3月27日から劇団員住み込みによる特設舞台の建て込みが始まってから2ヶ月半が経過しています。
座長・桃山邑さんが突然に病に襲われたことによって台本の製作進捗が遅れ、開演日の変更もありましたが、劇団関係者皆様の懸命なる働きもあって、最後は追加公演も行うなど、大盛況のうちに終えることができました。
全14回の公演で延べ1460人の動員をいただき、昨年よりも多くの皆様にご観劇いただいたことになり、大変有難く御礼を申し上げます。
今回、2年目の公演を迎えて、消防署や保健所への各種届出も行い、劇団側も住宅街での公演に防音シートを強化、歌の練習はお寺の本堂にて行うなど、昨年を踏まえたうえでの様々な対策を施して下さいました。
もちろん、一切音が出ないという事ではなかったので、近隣の皆様方には大変なるご迷惑をおかけすることに変わりはなく、寛大なるお心で彼らを迎え入れて下さっている、お寺と劇場のご近所の皆様方には一番の御礼を申し上げなくてはなりません。
舞台での演劇をご鑑賞いただいた方にはご理解いただけたと思いますが、水族館劇場の演劇はただの演劇ではなく、人間が持っている純粋なる生命力に溢れています。自らの手による劇場製作は言うに及ばず、芝居の上手さよりも人間同士が感じることができる温もりと真心を感じ取っていただけるのではないでしょうか。
今回、座長・桃山邑さんが突然の病を得て、来年を迎えることができるかどうか難しいという事態に見舞われましたが、水族館劇場は劇団員皆様が自らこれからも存続する道を選び、また来年も羽村にやってきます。
お寺としては、彼らが羽村で公演をしたいという希望を持ち続けている限りは、公演の場所を提供し続けていくつもりでおります。何かと、ご不便ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、何卒ご容赦いだだき温かくお見守りして下さると有難いです。
水の町羽村の水族館劇場をこれからもよろしくお願い致します。
2022年5月27日 08:06
本日から水族館劇場公演日に特別坐禅会を開催します
いよいよ本日から劇団・水族館劇場の公演が始まります。
17時に入場整理券が配布され19時開演です。
その間の17時半から18時20分頃まで坐禅会を開催します。
参加費無料、予約不要です。
坐禅初めての方でも安心してご参加下さい。椅子での坐禅もございます。
皆様のご参加をお待ちしております。
【 水 族 館 劇 場 公 演 特 別 坐 禅 会 】
○ 開催日 ( 水 族 館 劇 場 公 演 日 )
5月27日(金) 5月28日(土) 5月29日(日) 5月30日(月) 5月31日(火)
6月1日(水) 6月3日(金) 6月4日(土) 6月5日(日) 6月9日(木)
6月10日(金) 6月11日(土) 6月12日(日)
○ 開催時間
毎回 17時半~18時20分頃
○ 参加費
無料 予約不要
2022年5月26日 18:37
水族館劇場コラボ特別企画その⑤ 6月7日(火)14時 ドキュメンタリー映画上映会 伝説の劇団・曲馬館の旅興行
現在裏の第二駐車場で公演を行っている水族館劇場の千代次さんと今回参画して下さっている翠羅臼さんが演出していた旅芝居集団、曲馬館のドキュメンタリー映画『風ッ喰らい時逆しま』を下記の日程で上演致します。会場は宗禅寺客殿です。水族館劇場の源流ともなっている伝説の旅芸人集団のなまめかしい姿を見ることができるのではないかと思います。皆様の御来場をお待ちしております。
【 ドキュメンタリー映画『風ッ喰らい時逆しま』上演会 】
○ 日時 令和4年6月7日(火) 14時から
○ 会場 宗禅寺客殿
○ 参加費 無料
以下は水族館劇場ホームページから
「翠羅臼が作・演出を担い、桃山千代次が在籍した伝説の野外劇集団曲馬舘の旅興業を追ったドキュメンタリー「風ッ喰らい時逆しま」の上映が決定!」
「休演日の6月7日の14時に宗禅寺にて、無料です(上映時間は88分)。今年没後10年を迎える布川徹郎が列島をラディカルに縦断する役者集団を活写します。お見逃しなく!」